大学時代、某アーティストA先生が特別講師として来校していた。大学のフェスティバルがあったためで、奥さんも一緒。

芸術の世界は狭いもので、A先生と私の担当の先生が大学の同級生。

さらに奥さんはA先生の後輩だったとの事。

門下の集まりで先生がポロっと言った昔話「奥さんは、A先生と付き合う前に別の男性と付き合っていたが、A先生が海外のコンクールに優勝したと知ると、即その彼氏捨ててA先生に乗り換えた」というもの。

芸術の世界なんて大成するのは一握り。

当時の海外コンクール優勝は将来を約束されたようなものだったから、奥さんはA先生を追っかけた。

まだ大学生だった私は、へぇって聞いてたけど今になって思う事。

「良い男は女性達がほっとかない、取り合いになる。結婚の決定権は男性側だが、その男性を狩るのは実は女性」
ってことは、男に積極的にアタックできる清楚系がなんだかんだで強いし、地味で大人しい女が良縁に恵まれるには、それなりの周りのサポートが必要だって事。


なんだけど、サポートされようが何だろうが、今は結婚に向いてない人は結婚出来なくなってしまった。

昔は向いてなくても周りが無理やりくっ付けていた。結婚生活は大荒れ。

そして時はたち、、
無理やりくっつけられた夫婦の子供が両親の事を「毒親」という時代なんだから。

なので、独身増えるのも仕方ないと思うのでした。