母親は84歳、娘は独身で45歳。
もう毒親の匂いがプンプンする。
介護が始まったのは娘さんが31歳位の時か、、まだ結婚できるチャンスはあったのに情に負けて介護するハメになったんだな。。
一方的に「親の介護は娘にさせよ」とかもう狂ってる。
私は29歳の時、認知症初期の祖母の家に1年弱暮らしていましたが、突然人格が変わって殴ってきたり、夜中に何度も起きて居間の戸棚をガラガラ開けて財布をチェックしたり(金が盗まれたという妄想)、トイレでウ○コ垂れ流して倒れたり、精神が不安定になるからいきなり泣き出してワガママ放題したりで1人で見守りも含め、24時間体制でした。
その生活がキツくて仕事も辞めました。。
他にも認知症特有の行動はあるけど、人が人でなくなってゆく過程はもう本当に子供に還ってゆくようなもので、母親は定期的に来てくれてたんだけど(遊びに来ていた)、呑気に祖母とコタツでお菓子食べてテレビ見てるだけで、悠々自適な毎日。
当時の私の毎日のルーティンは
朝起きて朝食用意して仕事行って、夜帰って食事の準備して祖母と食べていたんだけど、認知症が入るともう物忘れだけじゃなくて、行動や人格までもが変わっていくのでその対応がプラスされ、かなり1人では大変になる。
(これは認知症対応したことある人なら分かるはず)
見合い断った時、親にはかなり怒られたんだけど、直感的に独身でいたら祖母の介護は私が中心で最後までやることになり、その次は両親の介護が自然と降ってくるな~と感じてこのままじゃ、全部私がやって当たり前になる、それはちょっと嫌だとなってソッコー地元出ました。
なのでこの動画の娘さんは本当に優しい人ですね。ずっと親の顔色を伺って生きてきた人なのかな。15年て、もっと自分を大切にしても良かったのに。母親に言われるままに生きてきたんだね。
あとこれは介護士時代の現場でも感じたのですが、、
赤ちゃんとは違って、年寄りにはプライドがあるのでやっかい。
年寄りが孫とか子供とかに過剰に頼るようになると嬉しい反面
「自分が今まで出来ていたことができなくなった」事を強く実感するようになるので、それが本人のメンタルを更に不安的にさせ良くない。
私は何でも祖母の為にとやりすぎていて、それが逆に祖母を駄目にしてしまっていた。
喜んでくれるなら、と思ってサポートしたつもりだったけど結果的に認知症を悪化させる原因になってしまったのかも。。
と上京してからは自覚するようになり、もうほっといて自分の事だけ考えて生きようとなりましたね。
祖母の事があったから、両親の事もほったらかしです。
親の事をどうするかは兄が決めて私がそれをサポートする形で良いと思っていて、お山の大将の兄が一花咲かせることができたらそれで良いと思っています。
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